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読書はイイゾ。

小説をゆるく紹介。感想も。

夜のピクニック 恩田陸 あらすじ

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美しい青春を描いた一冊

舞台となる高校では、歩行祭というイベントが毎年行われている。

歩行祭とは、80キロという距離を歩く、ただそれだけのイベント。生徒たちは、朝学校を出発し、夜を徹して歩くのだ。

生徒たちはそれぞれ、胸に秘めた三年間の悩みや思いを抱えながら、長い距離を歩く。

一方で、貴子の友達で、アメリカに転学してしまった安奈は、昨年度の歩行祭でとあるおまじないを掛けたという。

身体の限界を感じながらもいつも友達を思いやり、様々な思考や行動が交差する中で、美しい物語が生まれる。

貴子の悩み

友達の女の子と歩く貴子には気になる男子生徒がいるのでした。

男子生徒の名は融。貴子と融は腹違いの兄妹だったのです。

しかし、貴子は融の父による不倫によりできた子供でした。

融はどこにぶつけていいのか分からない怒りの矛先を貴子に向けました。

融の怒りを感じた貴子は、なぜ自分が恨まれなければならないのかと悩んでいたのでした。

そんなわけで、二人はお互いを認識しながらも、一度も話したことはありませんでした。

貴子は歩行祭の中で、一つの賭けに出ました。

それは、融からと一言でも言葉を交わすこと。

もし、融と話すことができれば、あることを実行することに決めたのでした。

少年の幽霊とおまじない

昨年度の歩行祭で、男の子の幽霊を見たという人が多くしました。また集合写真に、少年の幽霊が映り込んでいると話題になっていたのです。

そんな思い出話をしていると、貴子は少年の幽霊を再び目撃することとなります。

果たして幽霊少年の正体とは。。。

また、一方でアメリカへ転学してしまった安奈は、昨年度の歩行祭で貴子たちの悩みが解決されるようにおまじないを掛けたという。

貴子たちは、気付かない間におまじないによって動かされているのでした。そのおまじないの内容とは。。。

これぞ青春!

さーっと流れて行ってしまう、青春の1ページ。

何気なく終わってしまう高校生活。

大人になったら忘れてしまうかもしれない思い出はたくさんあるでしょう。

しかし、この歩行祭は生徒たちの一生の思い出になるようなイベントです。

生徒たちと一緒に歩き出しましょう!

 

夜のピクニック (新潮文庫)

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